ホーチミンを離れてダナンへ直行。
本来なら観光地を見るのだろうけど、買い付けなのでそういう場所はほとんど行きませんでした。
ダナンといえばリゾート地として有名で、近くには昔日本人街だったホイアンもあるため、多くの方が観光でアクセスする場所です。
また、カジノがあったり、近年では日本の古いパチンコが高額レートで打てるような場所が作られたりしたため、ギャンブル狂にもおすすめのスポットとなりつつあります。(このときは確かまだパチ屋はなかった)
また、関係ない話しだけど、北部と南部で微妙に信用できるタクシー会社が変動します。
このときはそれがトラブルになるとも知らず、ホーチミンでも利用していたタクシー会社を利用していました。
市場までのタクシーでは、運転手が日本好きということで、日本語を喋ってコミュニケーションしてくれました。
最近は、ベトナム人を搾取する日本人の話しが多くあるため、今でも日本の好感度は変わらないのか気になるところではあります。
そんなこんなでダナンでも買い付けがスタート。
地元の人のためのマーケットということもあり、観光客は少なめ。
この日もガン無視の会話から入り、ぼったくりの値段提示からのガン無視、そして大量購入による値下げ交渉でニコニコ、のルーティンを繰り返します。
このとき気づかなかったのですが、買い付け者の鬱憤が爆発寸前になっていました。ある程度慣れている人だったらいいかもしれないのですが、初めてだったからストレスが半端なかったようです。
よくよく考えれば、他国だと販売員と購入者でコミュニケーションが成立しないなんてことは普通はありません。むしろ買え買えうるさいくらいだし、差別主義者であれば態度に出ます。
ここまででわかったのが、そもそも物を売ってやるぞという気概が1ミリもなく、貧困によって生気が失われてるのではないかとも思えました。
ただこういうローカルな市場に限ったことで、ホテルの従業員だったりはめちゃくちゃ愛想が良かったです。なのでベトナム人全員が愛想悪いとかそういうことではありません。(ただしぼったくりはひどい)
買い付けが終わったら、まずは一旦ホテルに戻って夕飯を探します。
こんなとこにロッテリアが・・・。
毎日お腹を下していたので、今日はここで食べることにしました。
困った時のファストフード。ハンバーガーはある意味最強の食べ物かもしれない。
ダナン2日目
ダナン二日目は、4つ星ホテルに泊まることにしました。といっても1人辺り4,000円と、とても格安。
目の前の小屋みたいなとこは、夜になるとBARになります。夜にお世話になりました。
今度はナイトマーケットを探します。
このときナイトマーケットがなかなか見つからなかったのだけど、バイクタクシーがずっと付き纏ってきていました。
ずっと「Hey!!Hey!!Japanese!!」を連呼。別に乗らないし、確実にぼったくりなのでガン無視していたのですが、30分くらい付き纏ってきました。
このとき橋を降りると、高架下のような場所でラジカセで音楽を流しながら、少女8人くらいがダンスの練習をしていました。たしか21時くらいなので、結構遅い時間の練習です、
Kpopアイドルグループのベトナム版なのかわかりませんが、何かのために必死に練習していました。
そしてその横で謎の屋台を営んでいるおばちゃんを発見。ナイトマーケットが見つからないので、屋台で買い物がてらおばちゃんに話を聞くことに。
英語が通じないのでわからない的なことを言っていて、ちょっと待っててとどこかに電話をすると、英語がわかる息子を呼んだと言ってくれました。
そこまでしてくれなくてもいいのに優しいおばちゃんでした。ちなみにこの食べ物は、ベトナムで食べたものの中でもトップに美味しかったと思います。
大量の野菜に卵と肉を炒めて、クレープ生地みたいなので挟んで折り曲げて焼き潰す。食べるとさくさくで味付けもちょうどよかった。しかも値段が十円とか二十円くらいという。
これを食していると、旦那さんが息子を連れてバイクで登場。
どんな感じの息子なのかと思ったら、小学校低学年くらいの男の子で「Hello!Nice to meet you! my name is 〇〇」と、小学生っぽい可愛らしい英語で自己紹介をしてきた。
海外の子どもって何でこんなに純粋なんだろう!すごく可愛かった。
さっきまで無表情気味だったおばちゃんも笑顔になってて、旦那さんは終始笑顔でした。
結局ナイトマーケットの場所はわからず、やってないぽかったです。話が終わると、子どもが別れ際に大きい声で「Byebye!!!」と大きく手を振ってバイクで去っていきました。
いや本当に可愛い。
今思えば写真を撮っておけば良かったなあと思いました。
ほっこりしたとこでダナンの夜2に続く