lime-time

ただの人

ベトナム買い付け旅4 ダナン編 夜のお菓子売り

夜のダナン

夜のお菓子売り

一度ホテルに戻った後にホテル前のビーチ沿いを歩くと、小屋みたいなところで大音量のクラブミュージックを流していました。規模的には海の家みたいな感じで、Barカウンターがあって、4席のテーブルが10卓近くぽんぽんと置いてあります。

メニューはお酒はもちろん軽食も食べられるため、今夜の食事はここで済ませることに。

Bar

 

この場所は結構人気で、韓国人、中国人、白人など、さまざまな観光客が店に集まっています。

クラブミュージックというと若者のイメージがあるかもしれませんが、70代くらいの白人夫婦なんかもいて、ビーチ沿いでくつろげる憩いの場といった感じです。

注文をして待っていると、5歳と1、2歳くらいの子どもを連れたお母さんが、カゴを持ってお菓子を販売しにきました。

もう夜の22時近くなんですが、抱っこ紐で子どもを抱き抱えながら販売していて、悲壮感を漂わせながら、観光客の周りをうろついています。

ただこういった商売の方法はあまり好かれないのか、みんな無視です。自分たちのところに回ってきたところで小さい子どもを見ると、あまり生育環境がよくないのか手足が霜焼けのような感じになっていました。(外は暑いのですが)

どうする?買ってあげる?なんて会話をして、値段を聞くと日本円にして100円と言っていたので購入することに。そして買ったお菓子はそのまま小さい子に手渡して、食べさせてあげてとあげることにしました。

そんなこんなでホテルに帰宅してこの日は終了です。

ドリアン売り

(ホテルの下で大量のドリアンを売り捌いている商人がいてとても臭かった)

ダナンの町をぷらぷら

朝のダナン

ダナンのホテル周り

自分は気づかなかったのですが、昨日のBarの店員がバイク通勤中にこちらに手を振っていたらしいです。昨日は夜中遅くまで働いて、朝の7時頃に出勤とはさすがベトナム人は働き者です。

寺みたいなの

ローカルな飯屋

ヤシの実

綺麗なのかよくわからないビーチ沿い 曇り空

ここから少し住居を見に行くことに。

舗装されていない道

ゴミ箱

学校?

野球ができそうもない空き地

スパの建物

舗装されていない道

壊れてそうな自販機

ファンタだ!

昨日のBarの後ろ姿

少し町をぷらぷらして、ホテルに戻りチェックアウトの準備。すると急にハッピーバースデーの歌が背後から・・・

誕生日に貰ったお詫びのフルーツ盛り

そういえばこの日誕生日だった。ということでホテルマンが祝ってくれて、いろいろ褒め言葉を言われて写真を撮られました。何だか今思うと、最近は誕生日に自宅にいないことがよくあるなと思います。

ちなみにですが、こんな誕生日にフルーツ盛りもらえていいホテルじゃないか!と思われるかもしれませんが、これには理由があります。

ついに爆発した買い付け者

話は前後しますが、夕方ごろホテルのベッドで1人疲れて寝ていると、何やら怒りながら部屋に入ってくる声が。

「なに?どうした?」と聞くと「もうあいつらダメだ!もう言わないとダメだ!」と言って、紙とペンを取り出して、どこかに去っていきました。

とりあえず追っかけようと思って、探すとサービスカウンターみたいなところで激昂してる姿を発見。

話しを聞くと、ホテルのサービスを受けたら、それが散々だった挙句にチップ1000円よこせと言ってきたらしい。ちなみに昨日屋台で食べたサクサクで美味しいやつが、10円から20円くらいなのだからこの1,000円のチップが高いことがわかるかと思う。

これまで散々ぼったくりの洗礼をうけたので、日本語で「あんなずさんなサービスで1000円のチップ?悪いけど適当なことやってるやつに払う金なんかねえんだよ」とすげーキレてる。

そしてキレらているカウンターの子(顔めっちゃ可愛い)が困った顔で「この人何言ってるの?」的な顔で見てくる。ので「サービス悪いのにチップ1000円は高いって言ってるよ」と伝えたが、ずっと困惑している。

ちなみにサービスをした当方人は隅っこの方で不機嫌そうな顔をしていた。

ベトナムでは結構足元を見てきたり、すげー態度取られたりしたこともあって、こっちも何度か態度に出したことがあるんだけど、その度にしゅんとするのがベトナム人の特徴だと感じた。

割と他の国だと喧嘩になるようなこともあるかと思うけど、騒ぎ起こすと公安が来るから暴れられないのだろうか?

 

この後、紙に思ったことを書き殴って、終始よくしてくれていたホテルマンに渡していました。(内容は、サービスを改善したほうがいい。)的な内容だと思います。

そんなこともあって、次の日にフルーツ盛りが出てきたのでした笑(別に強要したわけじゃない)

そして、割とちょこちょこ会話していた感じのいいホテルマンが、「日本はすごくいい国ですね」と言っていたので「もし君が日本に来てくれたら歓迎しますよ」とだけ伝えると、「日本は高いからいけないです。でも機会があったら行ってみたいです」と言っていた。

歌うベトナムの女の子

ここまでベトナムの女性は顔は可愛いが性格はきついという話しを少し書きました。そこで面白い点というか、不思議なエピソードを一つ。

ベトナム寄生虫対策薬 FUGACAR

これは気にする人だけが飲めばいいのですが、ベトナムは衛生環境が良くないと言うこともあって寄生虫にかかることがあるらしいです。特に生野菜は注意で、フォーとかにはバシバシ生野菜ついてくるので、そこに卵が付着していて食べるとお腹で孵化するとか。(滅多にないと思う)

この時やたらお腹を下していて、急にお尻から虫が出てきたら嫌なので笑、薬局に薬を買いに行くことに。店に入ると4人の若い女性店員が店番をやっていました。(コンビニより狭いのにやたら人が多い)

この薬を欲しいと言うと、全員大爆笑。ベトナム語でなにやら笑い話を互いにし始める。

ベトナムでは、学校でこの薬が配られるらしい(と何かで見たことがある)ので「昔飲んだわこれ」とか「こんな薬買う人いるんだ」とかそんなこと言ってるのかなと。

そして場がわいわいしだしたとこで、1人の女の子が急に歌を歌いはじめました。

そう自分が不思議なのが、ベトナム女性は機嫌がいいと本気で歌を歌い出す点です。

日本人だと「ふんふんふん🎵」って鼻歌だと思うんですけど、ベトナム人はがっつりカラオケ並みに歌います。そしてなぜか歌が上手い。

昔、18歳くらいのベトナムの女の子と一緒に働いていたことがあって、その子もなぜか2人きりになると横で「シーチャイーツァーチィー🎵」って歌を歌い始めることがよくありました。しかもコーラスになると「ツァイツェーー!!!チャイホーンーーー!!」みたいに感情移入入っちゃうんで、笑いそうになってました。

何で歌歌うの?と聞きたかったけど、「?なにが?」と返ってきそうなので聞けません。多分、リラックスしたり楽しくなると自然と出るものなんかなーなんて思います。(この職場には彼女たちに厳しいおっさんがいたが、多分その人がいないのと自分はいないものと思われていたから1人で歌を歌ってテンション上げてると思われる)

なんかこういうとこは天真爛漫な感じがしていいなって感じました。

 

ハノイの夜に続く